特別展「古代DNA―日本人のきた道―」@国立科学博物館

特別展「古代DNA―日本人のきた道―」外観

最新のゲノム研究を元に、日本人のルーツを辿った特別展「古代DNA―日本人のきた道―」を観てきた。

日本人全体の起源を探るとともに、北海道と沖縄の人々に特化した展示もある。
館内は子ども多め。平日なのに?と思ったらこの時期は春休み。羨ましい...。

縄文時代の死生観、男女の関係。ちなみに写真撮影OKでした。

弥生人そっくりさんコンテストでお馴染みの「青谷弥生人」さん。初めてお目にかかった。結構壮絶な亡くなり方をしていたらしい。

「私は誰?」去年のハニワ展の時も思ったけど、最近の展示は結構コミカル。

上野公園の桜は五分咲き。見頃は来週かな。

帰りは観光客に紛れて一蘭。1時間並んだけど、読書が進んだのでオッケー。

自分が子どもの頃は古代日本人といえば縄文人(縄文時代から日本にいた人たち)と弥生人(朝鮮半島から渡ってきたいわゆる渡来人)の2分類と教えられていたが、もはやその説は古いらしい。古代に関わらず、いつの間にか聖徳太子の影は薄くなっていたし、いい国作ろう鎌倉幕府の語呂合わせもできなくなった。歴史も日々変わっていく。

参考:日本人祖先の「3系統説」、従来の定説に修正迫る ゲノム解析で進化人類学は「人類、日本人の本質」を探究